
完成した貸家リノベですが内装だけではなく、もちろん外装もリノベっています。
外壁はサイディングに張り替え、木の部分はリキッドブルー色に塗ったり玄関庇を支える役目の木製袖壁や千鳥張りの床タイルなど薄暗いイメージだった外観も少し明るく変わったんじゃないでしょうか。
減築の家・床張り

減築の家も少々解体工事が予想より手間がかかりましたが内装工事と外装工事も順調に進んでいます。
玄関の框は入れ替えて既存の床も不陸を調整してその上に新しい床材を張っていく工事になりました、今回はタモ無垢の床で無垢の中でも比較的ローコストの床になります。
蜜蝋オイルがすでに塗ってある珍しい物ですが1枚1枚が微妙に大きさが違うようで大工さんも造作仕事が大変なようです。
下の写真は同じ床材を拡大したものですが板目や柾目、根っこの部分や幹の外周部分など様々な木目が荒々しい自然な感じがすごく良い材料です。
タモ無垢フローリング

貸家リノベ完成

一戸建ての貸家のリノベーション工事がようやく完成、きれいにリニューアルした庭付きの一戸建てなかなか他を探しても無いらしく完成と同時に入居者も決まって一安心です。
およそ家賃2年半ほどの今回の工事、オーナーさんもこのまま空き家のままでいるよりはと思い切って決断していただきました、10年後にどうなっているか楽しみです。
検査員

基礎のコンクリートを打ち込む前に配筋検査があります、鉄筋の重ね長さやかぶり厚さなどを図面通り行われているかチェックします。
検査員によって細かく調べる人と抜き打ちで調べる人で検査時間も違ってきます、せっかくの検査ですしっかり調べてもらいたいですよね。
事故

昨日現場に向かう道路が何やら渋滞でなかなか進みません、やっと通れたときにビックリ!トラックが信号機に正面衝突していて柱がポッキリ折れて信号が道路に落下していました。
家の頭

濃い色が多い屋根ですが今回お客様が選んだ色は「ホワイトシルバー」という明るいグレイ色、遮熱塗装の金属屋根なので明るい色のほうが効果が期待できます。
改修工事なので屋根裏を見ることがあるのでよくわかりますが、瓦の屋根は重たい(1坪300〜500?)ので支えている木も大きく曲がっています、長い年月を頑張って耐えているようです。
人も頭の上が重たいと不安定になるように、家も頭を軽くしてあげたほうが自然なのではないでしょうか。
しろの畳床

畳床(たたみどこ)につかう材料は藁床(わらとこ)や建材畳床が一般的ですが、珍しい「しろの木」の床を使った畳です。
しろの木の幹のまわりにからみついている皮なのか、髭のようなあの茶色い繊維をつかって畳の芯がぎっしりつまっています。
もう50年以上も前のものですが新しい家の和室に再びつかわれます、当時は高価な畳ですがまだまだ長持ちすることを考えると良質なものの方がお得なのかもしれません。もちろん畳表は5年に1度を目安に畳からはがしてひっくり返したり(裏返し)、新たな物に張り替える(表替え)のが必要になります。
桜の木

減築の家が今日から屋根替えにはいりました。
古い屋根材を剥がして野地パネル(屋根の下地ベニヤ)を重ね張りにして防水シートを敷き新しい屋根材を取付けていきます。
塗装するのと違い傷んだ下地も新しくなるので屋根がまったく新しくなります。
庭に1本だけ残した桜の木がきれいになる屋根を見て笑っているように花を咲かせていました。
お風呂after

続いてお風呂after、壁は化粧パネルとボーダータイルを一面貼ってアクセントをつけ、床は白い100角タイルと猫足の浴槽・IKEAの洗面器を使っています。
もうすぐ完成です。
