今年6月に「被災地に大工道具を送ろう」の企画に被災地に届けにいってから3ヶ月がたちました。手渡した大工さんが新建ハウジングの8月号の「がんばれ地場工務店」の記事に載っていました。
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大工の菊池清さんは今回の津波災害で、自宅、作業場、道具すべてを失った。妻の恵子さんは、新建新聞社のスタッフに、何度も頭を下げた。「震災後、主人は口数も少なくなり、笑顔もなくなってしまった。それが、大工道具が届いてからは見違えるように元気になった。表情が違うからわかるんです。早速、道具を仕分けして仲間に届けるために飛び出していきましたよ」 そう話すのを聞き、職人にとって道具は命なんだとあらためて感じた。