土台と柱は必ず桧材をつかいます、「正しく使われたヒノキの建築には1,000年を超える寿命を保つ」といいますが接着剤で木を接ぎ合わせた集成材がどれほどの寿命があるのかわかりません。
今回使用した広島県・宮迫木材株式会社の《やまみ》は通常柱内部を乾燥させるために行う背割りを入れない無背割修正管柱で寸法も12?角ピッタリで桧独特の落ち着いた香りがします。
宮大工の西岡常一さんが、千三百年以上も前に建てられた法隆寺の改修をした時、柱の表面を2〜3ミリ削るとヒノキの香りがしたという有名な話があります。