鉋がけ

kannagake
桧の柱(和室化粧柱)を鉋がけしています、全室が洋室の家も珍しくなくなった昨今、無垢の柱をけずって仕上げる作業はやりたくても出来なくなりました。ビルダーの建売り住宅を見ても効率化を図り、人件費削減のため工業化がどんどん進んでいます、当然一人前の職人など育たなく職人の技術力低下が目に見えて進んでいます。検査や保証よりまず建築関係者の「クラフトマンシップ」を取り戻さなくては、200年住宅なんて夢のまた夢ではないでしょうか。

桧の土台

dodai
今日は来週の月曜日に上棟する家の土台敷きです、今時珍しい平屋建て14坪・2DKの貸家。小さな家でも大きな家でも、予算があってもなくても一生懸命仕事をするのが職人です。一本々きれいに加工された土台に大工さんの気持ちが込められています。

ウルトラフォイル

ultra fol
これも同じ家の屋根下面に張った「ウルトラフォイル」という厚さ8?のカナダ製遮熱材です、ウルトラフォイルを垂木の下に張り熱が垂木の間を通り屋根の棟換気から逃がすように施工するのがポイントです。もちろんこの下の天井面に「アクリア」をいれて断熱します。

アクリア

同じ家の内部です、全て国産桧と杉の骨太材を使い無垢にこだわった家
アクリア
断熱材は旭ファイバーグラス「アクリア」です、高性能なのはもちろん人体に安全、リサイクルガラスを使ったエコロジー製品です。使ってみると防湿フィルムが厚く(通常の2倍)固定する耳が大きくて、性能に大きくかかわる防湿施工がキッチリできます。ライフサイクルCO2排出量も少なく費用もエコノミーなエコエコ製品。

ラフラップ

現在工事をしている家から新しく採用している外壁防水シート「ラフラップ」ですラフラップ
以前外張り断熱材で両面アルミでできた物を使いましたが、今回から外張り遮熱+内断熱仕様にしています。遮熱材を色々調べ最終的に「Reflective RUFF RAP」というカナダの商品を直接輸入することにしました、支払いをカナダドルで振り込んだりと個人で買うには大変ですがそれでもコストパフォーマンスは最高です、国内で手に入る物より圧倒的にアルミがピカピカしていて熱を反射しそうです、ちゃんと透湿、防水性能もあるスグレモノ。