
今工事をしている店舗の受付カウンターが据付されました。L型で長辺が4.2メートルあって、内側をすべて引出しに使いたらと思いデザインも含め苦労して設計した力作です。デザインだけで物がどう造れるのか知らない設計士さんがほとんどですが、素材の特性や耐久性、製作工程や実際の取付精度など知識がないとデザインした通りにはなりませんし、イメージした家にもならないという事ですよね。今回のカウンターは引出しを一つ一つパーツ化にして現場でつなげて一体化しています。引出しは鋭角に面がとれて造るのに大変ですが、現場の据付が微調整ができ楽にできます。あとは天板を乗せて完成します、面材の木目がもう少し強調された材料だったらインパクトが出たかな?やっぱり色柄が一番難しいですね。
行動隊

「技術が生んだ事故は、技術で修復する。それが責任。」と純粋に利害を離れて、この事故を収集させるために日本の高度成長を支えてきた技術者達が、再び立ち上がろうとしています。中には、福島原発を実際に作った鳶さんや、自衛官・東大の名誉教授もいるそうで。
皆何か、特殊な技能を持っていて重機のスペシャリストや建築のプロ、壁の色や状態で危険度を判断できる人達だそうです。「私達は、反原発でも、原発推進でもない。とにかく、事故を収拾するために集まったのだ。」と言っています。確かに、エネルギー政策の議論をする前に、原発を止めなければ話にならないですよね。
福島原発 暴発阻止行動 プロジェクトhttp://bouhatsusoshi.jp/
「知って行動せざるは罪である」

「知って行動せざるは罪である」ソフトバンクの孫正義氏はそう言い放った。
“原発は安全ではなかった”日本国民だけならず、世界中の人がその事実を知ることとなった、東日本大震災。孫氏の取った”行動”は、ポケットマネー10億円で”自然エネルギー財団”を設立し、エネルギー政策転換を図ること。ソフトバンク本社で行われた自由報道協会主催の会見で、そのプランが明らかになった。
日本にもすごい人がいるなぁーと、孫さんに行動に感動しています。義援金だけではなくて世界の未来まで変える人がこの日本にいることがすごく嬉しいです。「できるかできんかわからんけど、やらないかんことがある。」かっこいい、ガンバレ孫さん!
Before-After

今年2世帯住宅にリフォーム工事したお宅の工事前と工事後の写真です、もちろん外階段がある下写真が完成写真になります。階段があるだけで建物に重みがでて、スケールが大きく立派に感じます。そういえば外国の玄関に長い階段があると、それだけでスケールが大きく存在感があって憧れますよね、そもそもその階段が納まるだけの広い玄関がとれる、大きな家がなければ無理ですけど。
ヤモリ

突然黒いグロテスクな生き物が出てきてすみません、自宅物置の壁にくっついて散歩していたところを運悪く会長に見つかり捕まってしまったヤモリです。前足が5本あるのがヤモリで4本がイモリです、もともとヤモリは名前のとおり「家守」といい家の近くで生息するようです。調べると昔からヤモリがいるお家は繁盛すると言われているそうです。それを聞いた会長もすぐに解放しました、まだ子供のヤモリも無事家族のところへ帰ったかもしれません。
心の家具

お得意様の奥様が遠くへいかれて、今まで床の間のところにお仏壇を新しく置くことになりました。
大変お世話になった方に精一杯の仕事をしたいと10年以上寝かせた、胡桃(くるみ)の厚板で加工しました。
切って削ってすべて手作業で吉原大工が夜遅くまで残業して造り、建具まで同木をつかい揃えるこだわりです。
現場でもぴったり納まりホッとしていました、遠くに旅立った奥様もさぞかし喜んでくれていることと思います。
昭和の家

長い年月ここに住んでいたご主人が亡くなり、とうとう解体されることとなった昭和の家。たぶん昭和の初期に建てられたのでしょう、右端にあるのがお風呂で、たぶん最初は外に独立で建てられていたのでしょうか、外部の下見板が母屋との間をふさぐように張られています。このあたりでも見かけなくなりましたが、昔はよくあった懐かしい家です、あっという間に取り壊されて無くなってしまいました。
塾生

今年4月7日より、わが社に大工さんとして修行しにきた若者。今年は全国で100名以上の新入生が入塾して日々ガンバッテいることと思います。3年間の修行で最後まで残る塾生は半分程度になってしまうそうです。早速道具一式届けられてまずは、道具の手入れと現場では掃除やお茶汲みなど教習所に通いながら地道に進んでいきます、辛抱して続けていって技術をしっかりと体で覚えてほしいです。顔をお見せできるようにはもう少しあとになりそうです。
蟻桟

無垢の板の裏側に取り付けて、板を反らないようにする木を裏桟といい、写真のように板のほうを扇型に溝を彫り、桟を手前からすべり入れて板と桟を食い込ませて一体にする形を蟻桟といいます。擦りあわす材料同士の形状がピッタリしてきつくもなくゆるくもないように細工をするのが腕の見せ所です。よっちゃん(うちの大工さん)がすべて手仕事でウォールナットの木を見事にすりつけています、いい仕事です。
結婚式

23日大安の土曜日に結婚式にお呼ばれをしました、なんと場所が「しながわ水族館」です。イルカが泳ぐ大きな水槽をバックにして、新郎新婦の人前式に始まりケーキカットや鏡開きなど内容的には意外と普通に進んでいきます。最後に「水中トンネル」に消えてゆきました。結婚式で楽しめ、水族館で楽しめる久しぶりにハッピーな日をありがとうございました。お二人ともお幸せに!
