今日はK邸新築工事の足場をばらす日です、外壁の上半分は金属サイデイングなので硬い物が少しでも当たると凹んでしまい補修するのも大変(以前凹ましたときは端から張替えました)なので解体も慎重です。もちろん外壁工事から換気フードの取付まで金属サイデイングは気を遣います、無事に足場解体も終わりホッとしました。金属サイデイングはデザインや色も沢山あるし、軽くて建物に負担がかからず断熱材が裏打ちされていて省エネ外壁リフォームにいいんじゃないかな。
建て方の翌日
無事何事もなく終了した建て方の翌日です、この何日かちょうど梅雨の中休みで天気もよく、今日屋根下地を張れば材料を濡らすこともありません。せっかく乾燥してきれいな材木をできれば汚さないようにしたいですね。
上棟品
今日は上棟日です雨の落ちてくる心配もなく現場では順調に建て方が進んでいます。写真は組立前の「上棟品」夕方建て方作業も終わる頃家の棟木(屋根の頂点の材木)に縛ってかざり、その家の災難厄除及び開運・招福・長寿願って「四方固め」の儀式のときに神々に捧げる品(櫛・鏡・針・紅など7品)を納めてあります。昔は上棟式も盛大で家の柱と同じ寸法の上棟品を3本や5本も納めたり、餅や小銭をまいたりとその家主にとって一生で一回の一大行事だったのでしょうね。
ミニーちゃん
わが家の愛犬「ミニーちゃん」平成11年2月生まれの柴犬です
考えてみるとわが家では、自分が子供の頃からシェパード、秋田犬、柴犬…と犬がいつも一緒にいました。現代のペットブームとは違い番犬として飼っているという感じかな、冬は外なのでブルブル震えているし、夏は暑くてグターとなったり、同じドックフードは飽きるようで食いが悪くなるし、でもこっちを見つめる瞳やしぐさ、行動はみんなの心を癒してくれます、ミニーちゃんからは人間がどう見えているんでしょうね。
鉋がけ
桧の柱(和室化粧柱)を鉋がけしています、全室が洋室の家も珍しくなくなった昨今、無垢の柱をけずって仕上げる作業はやりたくても出来なくなりました。ビルダーの建売り住宅を見ても効率化を図り、人件費削減のため工業化がどんどん進んでいます、当然一人前の職人など育たなく職人の技術力低下が目に見えて進んでいます。検査や保証よりまず建築関係者の「クラフトマンシップ」を取り戻さなくては、200年住宅なんて夢のまた夢ではないでしょうか。
桧の土台
今日は来週の月曜日に上棟する家の土台敷きです、今時珍しい平屋建て14坪・2DKの貸家。小さな家でも大きな家でも、予算があってもなくても一生懸命仕事をするのが職人です。一本々きれいに加工された土台に大工さんの気持ちが込められています。
ウルトラフォイル
これも同じ家の屋根下面に張った「ウルトラフォイル」という厚さ8?のカナダ製遮熱材です、ウルトラフォイルを垂木の下に張り熱が垂木の間を通り屋根の棟換気から逃がすように施工するのがポイントです。もちろんこの下の天井面に「アクリア」をいれて断熱します。
アクリア
同じ家の内部です、全て国産桧と杉の骨太材を使い無垢にこだわった家
断熱材は旭ファイバーグラス「アクリア」です、高性能なのはもちろん人体に安全、リサイクルガラスを使ったエコロジー製品です。使ってみると防湿フィルムが厚く(通常の2倍)固定する耳が大きくて、性能に大きくかかわる防湿施工がキッチリできます。ライフサイクルCO2排出量も少なく費用もエコノミーなエコエコ製品。
ラフラップ
現在工事をしている家から新しく採用している外壁防水シート「ラフラップ」です
以前外張り断熱材で両面アルミでできた物を使いましたが、今回から外張り遮熱+内断熱仕様にしています。遮熱材を色々調べ最終的に「Reflective RUFF RAP」というカナダの商品を直接輸入することにしました、支払いをカナダドルで振り込んだりと個人で買うには大変ですがそれでもコストパフォーマンスは最高です、国内で手に入る物より圧倒的にアルミがピカピカしていて熱を反射しそうです、ちゃんと透湿、防水性能もあるスグレモノ。
七味とんがらし
12月10日の大宮“十日市”に行って必ず立ち寄っている露店が、写真の「七味唐辛子」を売っている店です。3年前までは写真のおじさんのお母さんが一緒にいて有名でしたが他界してしまい息子さんが引き継いでいます。「先ず最初にいれますのは、武州川越の名産・黒胡麻が入ります、続いて入れますのは、紀州は有田のミカンの皮…」とテンポ良く喋りながらすり鉢で合わせて好みの辛さにつくってくれます、作りたての七味は新鮮で温かいうどんにピッタリ、風味豊かな香りは手作りならではですね。