
「魔法びん浴槽」といって二重断熱構造で浴槽のお湯が6時間たっても2°しか下がらないそうです。
現場作業を見ても昔は浴槽のまわりがスカスカだったのが随分とガッチリなって全然変わりました。
中にはいってもガッチリしたような、そういえば耐震ユニットバスなる物があったような気がします。
浴槽本体などは分厚い発砲断熱材に覆われてまさに魔法びんのような感じ(本物の魔法瓶を分解したことはありませんが)。
自宅のお風呂もポカポカ暖かくて、プカプカ浮いちゃうぐらい大きいのにはいりたいなぁ〜。
さくら並木ネットワーク

ここのところ昼間はあっちこっちに時間をとられ、夜J-WAVEを聞きながら図面を書くことが多く、そんな時耳にはいった「さくら並木ネットワーク」なるものにクリックする手がとまりました。
今回の震災の大津波を後世に語り継いでゆくために、津波到達最高地点に桜を植えるという単純明快なプロジェクトだそうです。
被災地の植木屋さんも仕事がなく、桜を植えることによって手入れなどの事業創出にもなるんだそうで、なかなかいいアイディアですよね。
一般の人は募金をすることぐらいしかなかなか支援ができないけれど、大きい団体ではなく個人やこういうプロジェクトに募金するのは使われ方がハッキリしていて気持ちがいいです。
さくら並木ネットワーク http://sakuranamiki.jpn.org/
ちなみに、ふっさの桜まつりは3月30日(金)から4月8日(日)まで、もうすぐ春てせすね!!
Siri

「Siri」ついに私のiPhoneもバーチャル秘書的機能「Siri」が使えるようになりました。
「○○さんに電話」というだけで電話をかけてくれるし、「今日の予定は?」と聞くと「あと1件だけ予定があります」とスケジュールを見せてくれます。
応対してくれる声も優しい女性の声なのでなごみますし、なにしろiPhoneを耳にあてるだけで起動してくれるのでなにしろ簡単で便利な専属秘書です。
これからは音声認識が色々なところに取り入れられ、きっと人間のライフスタイルを大きく変えるようになるのでしょうね。
鴨居

まるでそこから生え出てきたような天然絞り丸太に取付けられた押入の鴨居、2本の溝に襖がはいります。
床柱の丸い表面を四角い鴨居の形に彫って隙間が出来ないように納めなければならない慎重な仕事です。
見ての通り失敗出来ない一本勝負をみごと納めています、いい仕事をしてますねぇ〜。
床柱

最近は珍しくなってしまった床の間つきの和室がある工事中の新築現場です。昔は和室があれば必ず床の間を造ったのを思い出します。
床柱につかう柱は角柱や丸柱に出節に面皮など昔は色々な床柱がありました、和室の材料に凝りだすときりがなく床柱だけでも何万円から何百万円もするものがあり、素人さんにはまったくわからない世界ですね。最近は和室のない家が多く需要が極端になくなってしまいました。逆に品質のよい銘木の在庫があり、絞り丸太と呼ばれる、表面に凸凹細く筋がはいった床柱も木が育つ際に人工的に表面をつくる物が一般的ですが、今回の床柱は自然に模様ができる物で希少価値も高く手に入りづらく「天然絞り丸太」といわれています。
造作をする大工さんも久しぶりに緊張する仕事になったようです。
リノベーション

「リノベーション」ネット、住宅雑誌や書籍などでよく見るようになった言葉、老朽化したアパートなどの間取りや機能を一新し、まったく新しい価値を持つ物件にリニューアルすることだそうです。1年程前に提案した鉄筋3階建てアパートのリノベがついに始まりました、ただの既存再生リフォームでは入居者は減る一方、とうとうオーナーさんに決断して頂き着工です。
毎日のように問題がおこりバタバタと進んでいく現場ですが、完成がすごく楽しみな現場。ホームページにも公開しているのでご覧ください。
吹き付けの断熱材
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現場発泡・硬質ウレタンフォーム「アクアフォーム」を使ってみました。壁を80?、屋根160?と厚めにして次世代省エネ基準1/2のQ値をめざしています。外周がすべてモコモコとして効き目がありそうです、たしかに今年の寒い冬に現場の中は思ったより暖かく感じられます。断熱と気密が簡単にとれるのは良いですね、ちょっと残念なのが切れ端をダルマストーブに入れたところ溶けながら燃える感じです(かなりの高温の場合)、サンプルをとったアイシネンやフォームライトSLも同様の結果でした発泡系ウレタン断熱材の宿命ですね、それではまた。
社務所の受付け

社務所(神社の事務を取り扱う所)の壁に受付窓と郵便ポストをケヤキの無垢材で造りました。入口の看板に合せてイメージをこわさないようデザインして見ました。
「新住協」研修会

きのう丸一日、NPO法人 新木造住宅技術研究協議会を略して「新住協」の研修会でした。「高断熱高気密住宅の原理原則」というテーマで、次世代省エネルギー基準仕様の住宅の年間冷暖房エネルギーを1/4・1/5・1/10にする性能の住宅をコストをかけずにどうつくるかを座学と実物説明での講義です。国が定めた次世代省エネルギー基準というのがいかにレベルの低い基準か外張り断熱がいかに危険か実際の数値と実例によるデータにより説明してくれました。材料メーカーの仕様や基準法の仕様で造っていたことがもっと踏み込んでいかなければほんとの省エネルギー住宅と呼べる家はつくれないと思い知った一日です。
2012スタート

明けましておめでとうございます。
いよいよ2012年のスタートです、元旦の早朝車もあまり通らない国道16号の陸橋から富士山が見えます、かかっていた雲も少しづつなくなりました。昨年おこった悪い出来事が年が変わってどこかに飛んでいって良い年になるようにお願いしました。お正月になるとどのテレビ局も楽しいく明るい番組ばかりなので少しホッとします、それだけで日本の景気は良くなるのではないかなと思ったりもします。
