模型造り

mokeizukuri
小さい建築屋はモデルハウスもなければショールームもないのが一般です、この頃、何かお客様に家のイメージを伝える手段がないかなと常々考えています。パソコンでバーチャルな空間で体験できるようになるとか出来たらいいのですが、それも遠くない未来の事かもしれません、今のところ模型と写真で伝える方法が一番いいんでしょうか。

台風12号

taifu
台風12号の記録的な雨で土砂災害、河川増水、氾濫など今年は大きな災害が続いています。私達が住んでいる多摩地域はこれといった災害もなくこれまできています、果たしてこのまま無事に暮らせていけるのでしょうか?テレビを見るたびに他人ごとではないような気がします。自分の都合の良いように考えるのではなくて<起こってもおかしくない事を想定して事前に準備をする時代に入ったような気がしてなりません。1週間遅れで新しい現場の基礎工事が始まりました、仕事ができるだけでも幸せな事かもしれません。災害に方のお見舞いを申し上げます。

道具は命

kikuchisan
今年6月に「被災地に大工道具を送ろう」の企画に被災地に届けにいってから3ヶ月がたちました。手渡した大工さんが新建ハウジングの8月号の「がんばれ地場工務店」の記事に載っていました。
記事全文
大工の菊池清さんは今回の津波災害で、自宅、作業場、道具すべてを失った。妻の恵子さんは、新建新聞社のスタッフに、何度も頭を下げた。「震災後、主人は口数も少なくなり、笑顔もなくなってしまった。それが、大工道具が届いてからは見違えるように元気になった。表情が違うからわかるんです。早速、道具を仕分けして仲間に届けるために飛び出していきましたよ」 そう話すのを聞き、職人にとって道具は命なんだとあらためて感じた。

朝顔

asagao
事務所の前の朝顔がだんだんとツルをのばし花を咲かせてきました。朝晩の水やりも水道管にたくさんの穴を開けた自作散水管でタップリとあげているせいか、ここのところ一気に育ってきています。猛暑に負けずに大きくなってほしいですね。

クレーン

crane
上棟でいつもお世話になるクレーン、今回は狭い場所でも4本のタイヤが別々に曲がる四輪駆動、四輪操舵システム装備のラフタークレーン。限られた敷地の中での作業、アームを動かすにも電線や足場にぶつかりそうな狭い場所での操作になります。少し心配をしていましたが、そこはプロの仕事スルリスルリと障害物をかわして材料を気持ちよく納めていきます。全部の材料を上げて4時頃にはさっさと帰っていきました、またお願いします。

家族

kazoku
上棟日を迎えた建物の前で、建て主さん家族のスナップ写真をパチリッ!小学生の二人のお子さんも両親には言わないそうですが、「すごく楽しみにしているみたいよ」と友達のお母さんが言っていたそうです。普段は忙しくて子供の寝顔しか見られないお父さんも男の子二人のお世話で手をやくお母さんも家族全員笑顔でニコニコです。住まいを造るということは、家族の幸せのお手伝いをすることなんですね。

幹之スーパダルマ

darumamedaka
たかがメダカされどメダカ、頭から背中、尾びれまで銀色に綺麗に光る、幹之めだか(ミユキメダカ)のスーパー光ダルマのペアです。ダルマのようにコロッとした体型で泳ぐ姿が可愛らしく、とくに小さい脇のヒレをチョコチョコ動かしてバックする動きが特にいいですね。幹之めだかは沢山いるのですが、スーパー光ダルマとなると卵からかえる何千何万匹の中から1匹生まれかどうかだそうで、お店で売っている値段を調べてみると値が下がったとはいえ1匹1万5000円から2万円もします。友達から安く譲って貰った希少なメダカ、お得意様で増やすのが上手な方がいるのでお任せすることにしました。寒くなったらまた戻ってきます、少しの間お別れですね。

アウターシェード

OUTERSHADE
台風6号が遠くにいってやっと午後の日差しがさしてきた今日、先週末入荷した「洋風すだれ・アウターシェード」の取付工事です。まだカタログもない時に見つけて発注した商品ですがようやく入ってきたのでホッとしました。窓の上部にアルミの筒を取付けて使うときにスダレを引っ張って日除け対策します、オフシーズンにはそのまま巻き取りそのまま収納できたり、斜めに張れば葦簀のように風が通る目隠しにもなるなど色々使えるスグレモノですよ。

技術

gijuthu
腕が良いだけでは、なかなか仕事がなくなってしまった工務店。利益最優先の宣伝上手な会社ばかりに仕事いってしまうのが今の建築業界です。軸組加工といえばプレカット(機械加工)でするのが当たり前で、大工さんの手で加工するのは皆無になりました。大工さんの手刻みの加工がプレカットに劣ることはなく、材料の曲り具合を考慮したり、力関係を考えた納りなど機械仕事では出来ない仕事です。お米を作るお百姓さんがご飯を残さず大事に食べるように、手刻みをして建てると最後まで大事に丁寧な仕事をするんではないでしょうかね。

浴室解体

kaitai
やっぱり猛暑になった今日、お得意様の家の浴室をシステムバスにリフォームする工事が始まりました。仕事とはいえタイルやコンクリートを解体する工事はこの暑さの中で過酷な仕事になります、いつもながら頭が下がる思いです。