建築屋のブログ

今年も残りわずか火が恋しくなる季節にになりました、このところの雨模様の天気で作業場の薪ストーブも活躍しています、燃料の薪も仕事柄、沢山あるのででっかいヤカンでお湯を沸かしながら使っています。以前はダルマストーブを使っていたのですが薪の投入口が大きい今の物に変わりました、暖かさはダルマストーブのほうが良かったように思います。

二日間だけ営業した国立のカフェのある西二丁目界隈の、つじつじの辻まつりのポスター。商店街の人達の似顔絵でしょうか自然に微笑んでしまうような楽しい手作りのポスターですね。

東京で江戸時代からつづくそば屋さんの「やぶそば」、そば屋さんでは東京で2番目に古いそうで風情のある建物は関東大震災の後に再築したものだそうです、店内の柱や材料はピカピカに手入れがされていて、ガラスは鏡のように明かりを映し出していました。平成13年に歴史的建造物指定を受けています。

11月14、15日の二日間だけ国立でカフェがオープンしました、今年の初めに4階建てビルのリフォーム工事を頂いたお客様の夢だったお店です。このあとしばらくは妊婦さんのためお子様誕生までカフェは休業になります、素朴なお菓子と紅茶でなんだか心がなごむ時を過ごさせていただき、ほんわり落ち着く時間と空間がなんだかすごく贅沢に感じられました。

アメリカの伝統行事「ハロウィン」が近づき、うちの掲示板も手作りの切り紙で飾っられました。子供がまだ小さい頃、英語を習いに横田基地の中にいき、ハロウィンの日になると魔女やお化けに仮装して基地の家を1軒ずつ訪ねて、山のようにお菓子を貰って帰ってきたのを思い出します。

先日の土日は福生市全域の夏祭りでした、前日までの梅雨がぶり返したような天気とはうって変わり、久々の真夏日で太陽がまぶしいくらいの晴天です。わが町会は太鼓・御輿2基・山車の大所帯で町内を巡行します、日曜日の最後には名物「女性御輿」が練り歩き、他の御輿２基とげんき広場で競り合い、女性パワーを見せつけました。一ヶ月間をかけて準備した夏祭りも無事おわりました、皆さんお疲れ様でした。

『待ちどうしいお便りありがとうございます
会長様のお元気なお姿うらやましく、涙が出ました、いつまでもお元気でお過ごしください。今日は一つお願いがあります、私達昔人間はどうしても、木の「マナイタ」を使っております　黒くなりハイターを付けても美しくなりません、カンナで一とけずりして頂けませんか、こう言うコーナーをもうけて頂く事をお願い申し上げます　どうぞ皆様お身体をお大事に　サヨウナラ』
上記の文章は、毎月お客様にお届けしている「ハンドメイド」というニュースレターと一緒に会長がつくるポストを写真入りで紹介したところお得意様から頂いたお手紙です。早速まな板を３枚削って届けたところ、写真のメロンを３個も頂いてしまいました。こういう出来事があると、この仕事をしていて良かったと思いまたガンバレますね！

昭和63年に完成したアパートの外部塗装が今日から始まりました。早いものでこのアパートを建てて、もう21年が経ちます。10年程前に塗装して今回2度目になります。構造体のプレカット加工もこの頃は珍しく、このあたりでも最初に建てた建物だと思います。加工ミスや打合せ不足による間違いなどあって現場で加工し直したのを思い出します。この後どんどん普及が進み、プレカット工場も全国で800社を超える数になりました、それとは反対に大工さんの技術はどんどん下がっていったような気がします。

昨日と今日と梅雨の合間の晴れが続く日に、4年前に大修繕をした「蔵」の板張り部分を防腐塗装するために、洗いをしています。特に西側は完成当初、屋根から落ちる雨水が塀からはね返って木板の傷みが早く、一昨年に銅樋を取付ける工事をし、今年は再塗装をすることになりました。木が黒くなるのは風雨にさらされる部分にカビが発生するもので、専用の洗剤と水洗いで桧の美しい木肌が蘇ります。日本の伝統的な建築様式のひとつ、土蔵造りの建物を大切に保管・維持していくことは今の時代大変なことだと思います、貴重な仕事ができることに感謝しながら今日も仕事をしよう！

今朝リフォームをしている現場に行くと、何やら横の道路が騒々しく人が大勢行ったり来たりしています。通りに出てみると出店らしきものが、6月の第２土曜日そう！「ホタルまつり」の日です。よく見ると顔見知りの人があっちこっち忙しく準備をしています。そんな光景を見ているとこっちまで気分がウキウキしてきます、仕事が終わったら生ビールでも飲みにいこうかな。